事前認定
事前認定とは
事前認定とは、被害者請求とは異なり、加害者側の任意保険会社が損害保険料率算出機構・自賠責損害調査事務所に書類を提出し、等級認定を申請するものです。
任意保険会社が自賠責保険分を立替えて被害者に支払いをし、その後、任意保険会社が自賠責保険に請求を行い、自賠責保険金を回収することになるため、任意一括払いとも呼ばれます。
後遺障害が認定され等級が決まると、示談交渉が成立した後に示談金として入金されることになります。
事前認定のメリット
任意保険会社が全ての手続きを行うため、被害者側が資料を揃えたりするなどの煩雑な手続きをすることが無くなり、負担が軽減されることになります。
弁護士に相談する前に 交通事故により被害者になった場合、弁護士に依頼したほうが、弁護士費用を差し引いても、結果として示談金を多く受取れるケースがほとんどです。 しかし、被害者であっても、過失割合が高い場合や、後遺障害等級が低い場合などは、弁護士に依頼することで費用倒れになる恐れがあります。 また、加害者になった場合は、弁護士に依頼しても損保の特約でもカバーできず、費用倒れになるケースが一般的なため、損を場合がほとんどです。 このように、弁護士に依頼する際は、事前に十分検討しておく必要があると言えます。 弁護士に交通事故トラブルに関する相談をする場合は、今後の見通しや弁護士費用の説明について十分に聞いておくことをおすすめします。 |
- 最終更新:2014-12-29 12:19:58